秋の夜、南の空を見上げると大きな四角形が見えています。これが 秋の大四辺形 です。夏の大三角、冬の大三角と並び、季節の星空を見つける出発点になる星の並びです。

いつ・どこを見ればいいか
- 10月: 19時ごろに南東の空、23時ごろに南中(真南の高いところ)
- 11月: 19時ごろにはすでに南の空の高いところ
- 12月: 19時ごろに南の空の一番高いところ
街明かりが強い場所でも、4 つの星はいずれも 2〜3 等星で見つけやすい明るさです。曇っていなければ市街地からも十分に探せます。
探し方の手順
- 1.まず方角を確認します。(太陽が昇る方角が東、お昼に太陽が見えている方角が南、太陽が沈む方角が西です)
- 2.上の時期と時間ごとの方角を参考に大四辺形が見えている方角の空を見上げます
- 3.空にある大きな四角形を探してみましょう。(2等星なので星は暗めです)
4つの星の名前
四角形のうち 3 つは ペガスス座、左上(北東)の 1 つだけは隣の アンドロメダ座 の星です。
- 左上: アルフェラッツ(アンドロメダ座 α 星)
- 右上: シェアト(ペガスス座 β 星)
- 右下: マルカブ(ペガスス座 α 星)
- 左下: アルゲニブ(ペガスス座 γ 星)
観察のコツ
- 月明かりがない夜(新月前後)の方が暗い星まで見えます
- 目が暗闇に慣れるには最低でも 10 分
- スマホのライトは画面を赤く設定するか、できるだけ消しておくと目の順応が保てます
秋の大四辺形は、季節が進むごとに同じ時刻でも西へ移動していきます。「同じ星が時間とともに動く」ことを、同じ場所から数日おきに眺めるだけで実感できます。