2026 年の秋は、土星を見るのに最適な季節です。10月上旬に地球から見て太陽の反対側に来る 衝(しょう) を迎え、この時期の夜は宵のうちから朝方まで、ひと晩中空に見えています。

土星基本データ

  • 太陽からの距離: 約 14.3 億 km(地球の約 9.5 倍)
  • 直径: 約 12 万 km(地球の約 9.4 倍)— 太陽系で木星に次ぐ 2 番目の大きさ
  • 質量: 地球の約 95 倍。ただし密度は水より小さい(0.69 g/cm³)ので、理論上は水に浮かぶ唯一の惑星
  • 公転周期: 約 29.5 年(太陽の周りを一周するのに 30 年近くかかる)
  • 自転周期: 約 10.6 時間(1 日が地球の半分以下)
  • 主な成分: 水素とヘリウムのガス惑星(岩石の中心核あり)
  • 環: 氷と岩のかけらでできた、幅 28 万 km・厚さ数十 m の薄い円盤。小型望遠鏡でも見える

土星が見える方角

探し方の手順

  • 1.日が沈んで 1〜2 時間経ったら、東の空から南東の空 を見ます
  • 2.秋の大四辺形の下あたりを目安にします
  • 3.周囲に明るい星が少ない中、チカチカ瞬かず落ち着いて光る星 が見つかれば、それが土星です(恒星は大気の揺らぎで瞬きますが、惑星は面積を持って見えるためあまり瞬きません)

観察・楽しみ方のコツ

  • 月明かりは気にしなくて大丈夫: 土星は十分明るいので、満月の夜でも問題なく見えます
  • 少しクリーム色っぽく見えます: 他の周りの星よりも少しクリーム色っぽい色に見えています。周りの星と色を比べてみましょう。